「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」研究成果概要

プロジェクト実施体制
プロジェクト実施体制"

NEDOと東京大学などのグループは、抗菌・抗ウイルス性能に優れた新しい可視光応答型光触媒材料を開 発し、その効果を実証試験により検証することに成功しました。
 開発した光触媒材料は、光が当たらない暗所でも抗ウイルス効果を発揮することが確認されており、ラボレ ベルの実験では、1 時間で99.99%のウイルスを不活化することを確認、同材料を適用した空港および病院で も実証試験を行い、その効果の検証に成功しました。
 この成果により、住宅建材や医療関連市場等、様々な製品市場等での光触媒の事業展開が期待されます。
弊社も参加した本プロジェクトの詳細をご説明とともに、本研究開発の成果を基に開発した、新型光触媒を用いた製品の試作品を使用した実証モニタリングにつきまして、ご説明します。
 プロジェクト全体の報告につきましては
NEDO様のHP「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト(成果報告会)」開催報告をご覧ください
当日会場で配布しました講演予稿集も掲載してございます。

新千歳空港国内線ターミナルでの実証モニタリング

光触媒によるインフルエンザ等の空気感染(飛沫核感染)のリスクを低減することによる安心・安全社会の実現を目指し、また旅客サービスの向上、旅客・職員の感染リスク軽減の一環という考えから北海道空港株式会社、国土交通省航空局の協力の下、新千歳空港国内線ターミナルに於ける長期の実証モニタリングを実施しました。

①2Fロビー各所に合計341台の紫外線LED搭載空気浄化システムを設置
2F出発ロビー全体図

②全体空調装置(エアハンドリングユニット)への光触媒ユニットおよび光触媒フィルム施工
全体空調装置 結果
・2つのシステムの相乗効果により最大約80%程度の除菌効果が確認されました。
・消費電力はLEDの使用と制御システムにより通常の空気浄化システムの約1/2以下に抑えられています。
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可視光光触媒を用いたA大学附属病院での実証モニタリング

 光触媒の強力な抗菌・抗ウイルス能力を活用して、病院施設通路・中待合内に浮遊すると予想される細菌を低減することにより飛沫・飛沫核による患者および病院職員への感染リスクを低減させ、安全な院内環境を実現するためのデータを所得をいたしました。
 そのため、NEDOの「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」によって新たに創製されたCu/WO3を利用した可視光型光触媒空気浄化システムを導入して浄化効果の検証データを取得・解析を行い、『安心・安全なクリーンな空間』作りのための大きな成果を得ました。

全体空調装置
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